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足場とはそもそも何?どんな種類があるの?岐阜の足場施工会社が解説

背景
株式会社アップビルド
ご案内
2023.7.18

「足場」は、建設現場で高所作業を行う際に、作業するために一時的に設けられる床や通路です。

足場を使うことで、人や資材の落下を防止でき、安全性を高められます。また、適切な足場を設置すると、現場内での移動がしやすくなり、作業効率が向上します。

足場にはいくつか種類があり、工事現場では、建築物や現場の環境や行う作業によって、さまざまな種類の足場を使い分けています。そのため、取り扱える足場の種類が多い足場職人ほど、現場で重宝されるでしょう。

この記事では、岐阜エリアを中心に足場施工を行っている会社・アップビルドが、代表的な足場について解説します。

現場で使われる代表的な3種類の足場について解説

現在、現場で使われる機会の多い足場は、「くさび緊結式足場」「単管足場」「枠組足場」の3種類です。それぞれ解説します。

くさび緊結式足場

くさび緊結式足場は、くさびで部材同士をしっかり固定して組み上げる足場のことです。一定間隔で固定する部分がついた鋼鉄製のパイプに、手すりや補強材をくさびで連結して組み立てます。

ハンマー1本で組み立てや解体ができる・組み立てが簡単なので作業時間を短縮できる・耐久力がある・さまざまな形状に対応できる・各材料をコンパクトにまとめられるので運びやすいといったメリットがあります。

また、小さなサイズのパイプを組み合わせてつくるため、狭い場所でも小回りがききます。そのため以前から、木造建築や1〜3階の低層建物などの建築現場でよく使われていました。

しかし最近では、外壁塗装など期間の短い工事の場合は、4〜5階の中層建築や6階以上の高層建築物でも、くさび緊結式足場を使用するケースが増えています。

ただし、くさびで固定する際に金属製のハンマーで強くたたくため、大きな音が出てしまうのがデメリットです。作業前に近所にあいさつをするなどトラブル対策をする必要があります。

単管足場

「単管」とは、鋼鉄でできた直径48.6mmのパイプを指します。単管足場は、単管と「クランプ」と呼ばれる固定するための金具などの材料を組み立ててつくる足場です。

単管やクランプを自由に組み合わせ、さまざまな形状の足場をつくれます。また、単管足場の材料である単管やクランプは、ホームセンターでも販売されているため、必要な時にすぐに組み立てられるのもメリットです。

単管足場は、狭い現場に適しており、低層階の外壁・塗装工事などでよく使われます。またプラント工場など、入り組んだ場所の工事にも適しています。

ただし、構造がシンプルなため、枠組み足場など他の種類の足場と比べると耐久性が低い足場です。安全性の面から、高層階の工事には不向きだといえるでしょう。また、足場に載せる人や機材、材料などの重量にも注意しなければいけません。

枠組足場

枠組足場は、クレーン車を使用して木材や鉄骨でできた枠組を縦横に組み合わせ、踏み板や高さを調整するためのジャッキ、補強材などを取り付けてつくる足場です。

枠組足場は丈夫で安定性が高く、建築物に密接して組み立てられるため、さまざまな現場で用いられています。特に、高層ビルやマンションなどの外壁工事や新設工事といった、高い建物の工事に用いられるケースが多い足場です。

また、くさび緊結式足場とは異なりボルトなどで材料を固定するため、ハンマーでたたく作業がなく、騒音はあまり出ません。

デメリットとしては、クレーン車での作業が必要なので現場の環境によっては組み立てられない、構造がしっかりしている分組み立てに長時間かかるといった点があげられます。

さらに、使用する材料の種類が多いため、くさび緊結式足場や単管足場と比べて、足場職人により高度な知識やスキルが求められます。

ちなみに、多くの材料が必要となるため、材料を自社で持たず、リースして組み立てる足場施工会社も少なくありません。

足場の種類による違いのまとめ

足場の種類による違いを下記の表にまとめました。

足場の種類 代表的な使用シーン メリット デメリット
くさび緊結式足場 ・低層建物の建築工事
・中・高層建物の短期工事
・ハンマー1つで作業できる
・狭い場所にも適している
・強度が高い
騒音が出やすい
単管足場 ・低層階の外壁・塗装工事
・入り組んだ構造の現場
・さまざまな形状をつくれる
・材料を簡単に調達できる
・耐久性が低い
・重量の制限が厳しい
枠組足場 高層建物の外壁・新設工事
汎用性が高い
・丈夫で安全性が高い
・建築物に密接してつくれる
・騒音が少ない
・必要な材料が多い
・工事に時間がかかる
・高度な技術が必要である

さまざまな種類の足場施工を経験してスキルアップしよう

足場は、安全かつ効率的に高所作業をするために、一時的に設置する床や通路です。足場は工事現場に欠かせない設備で、現場ごとに適した種類のものを使い分けています。

そのため対応できる足場の種類の多さは、足場職人としてキャリアを積むうえで、非常に重要です。

岐阜県の足場施工会社・アップビルドでは、現場で特に多く使用される、くさび緊結式足場・単管足場・枠組足場の3種類全てに対応しています。

特に枠組足場は、組み立て・解体に高度な知識や技術が必要な分、経験を積めば活躍の幅は大きく広がります。

さまざまな種類の足場施工を経験してステップアップしたい方は、ぜひご相談ください。

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