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足場鳶が独立するメリットは大きい!必要な準備やスキル・資格を解説

背景
株式会社アップビルド
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2023.7.5

足場鳶として働くうちに、独立を考える職人も少なくありません。足場鳶にとって独立は、収入面などさまざまなメリットがあります。

しかし、開業資金や独立に必要な準備がわからず、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

この記事では、独立するメリットや必要な準備、スキル・資格についてわかりやすく解説します。

 

足場鳶が独立するメリットとは

足場 鳶が独立する主なメリットは下記の通りです。

高収入を目指せる

顧客と直接契約することで、会社員として働いているときよりも、自分に入っている金額が大きくなる傾向にあります。ひとり親方になった場合の年収の相場は、600~800万円です。

また、努力次第で職人を雇って会社を設立することも可能です。成功すれば、年収数千万円以上に達するケースもあります。

自分の裁量で働ける

独立した場合、自分で受ける仕事を選べ、スケジュールも決められます。裁量の大きな環境で、自由に仕事をしたいと考えている方にとっては、独立は魅力的な選択肢です。

独立しやすい職種である

足場工事は高度なスキルが必要な業務のため、豊富な経験と高い技術を持つ優秀な足場鳶は、直接仕事を依頼されるケースが少なくありません。

独立当初から顧客を確保しやすいため、他の業種よりも独立しやすいというメリットがあります。

 

足場鳶が独立するために必要な開業資金や準備

足場鳶の独立にあたり、どのような準備が必要なのでしょうか?開業資金などについて解説します。

開業資金

開業資 金は、独立後の仕事スタイルによって大きく異なります。

従業員を雇い建築資材を自分で用意する場合

開業にかかる主な費用の内訳は下記の通りです。1,000万円近くかかる場合もあります。

 

建築資材の購入費

数百万円が目安です。保管場所がない場合は、場所を借りる費用もかかります。

人件費

月給×従業員数分の人件費がかかります。1人あたり月20万円としても4人従業員を雇うと、月80万円になります。

トラック

足場に使われることが多い、2トン中古トラックの値段の相場は、150万~250万円です。

 

締め日との兼ね合いで、独立から3ヶ月ほどは収入がほぼ入らない可能性があるため、最低でも3ヶ月分の経費を用意しておくのをおすすめします。

 

ひとり親方の場合

現場で使用するトラックの購入費用が必要となりますが、顧客のトラックを借りられるケースもあります。

 

屋号

屋号とは、個人事業主がビジネスをするうえで使用する名前のことで、契約時などに使います。個人名でも問題はありませんが、屋号の方が覚えてもらいやすいので、独立前に考えておくとよいでしょう。

開業届

開業届とは、個人事業を始めたことを税務署に申告する書類です。最寄りの税務署でもらうか、国税庁のホームページからダウンロードします。提出方法は、税務署に持参する・税務署に郵送する・e-Taxを利用して電子申請をするいずれかです。

開業届を出すことで、社会的信用が高まり、融資を受ける際などさまざまな場面で役立ちます。また、確定申告の一種である「青色申告」ができるようになり、所得から最大65万円控除できるなど税制上のメリットを受けられます。

保険

独立後に必要となる主な保険を紹介します。

一人親方労災保険

労災 保険は、雇用されている人が仕事中・通勤中の出来事により、ケガ・病気・障害・死亡した場合に、保険金を給付する制度です。

ひとり親方は個人事業主なので対象となりません。万が一の事故に備えて、一人親方労災保険に加入しましょう。

賠償責任保険

工事中または工事後に他人にケガを負わせるなどの損害を与えた場合に、保険金が支払われる保険です。工事によって起きる可能性のあるトラブルに備えるため、加入が必要です。

労働災害保険の上乗せの保険

従業員を雇う場合、労災保険に上乗せできる保険に加入するとより保障を手厚くできます。

 

足場鳶が独立するにはどんなスキル・資格が必要なのか

独 立後は、会社員の時よりもスキル・経験が問われる場面が増えます。足場を組み立て・解体する技術やクレーンで荷物を動かす玉掛けの技術、重い鉄骨を安全に取り扱う技術は必須です。

数年 間は会社員として働き、必要なスキル・経験を積んでから独立しましょう。独立前に取得しておきたい資格は下記の3つです。

足場の組み立て等作業主任者

5メートル以上の足場の組み立て・解体・作業変更をする際には、足場の組立て等作業主任者を配置しなければいけません。足場の現場では、5メートル以上の足場を設置する機会が多く、取得することで仕事の幅が広がります。

玉掛け技能講習

玉掛け技能講習は、1トン以上の荷物をクレーンで運ぶために必要な資格です。足場工事では、クレーンで建築資材を動かす場面が多く、玉掛けは足場鳶にとって必須のスキルです。

建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者

高さ5メートル以上の建築物で、鉄骨の組み立て・解体・作業変更をする際には、建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者を配置しなければいけません。足場鳶として独立するうえで必須ではありませんが、取得しておきたい資格です。

 

足場鳶が独立に成功するには準備が大切!独立支援をしている会社で働こう

足場鳶にとって独立は、高収入が狙える、自由に働けるといったメリットがあります。独立するには、開業資金の用意などの準備をしなければいけません。また、独立するにあたり、足場の組み立て等作業主任者をはじめ、必要な資格・スキルの取得は必須です。

独立を視野に入れて経験を積みたい場合、独立支援をしている会社で働くのがおすすめです。必要なスキルや独立のノウハウを学べるため、成功する可能性が高まります。

株式会社アップビルドは、独立を目指す職人を応援するための環境を整えており、すでに多くの方が独立を果たしています。開業届など必要な手続きについてもアドバイスしているので、独立志望の方は、お気軽にご相談ください。

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